有機EL(OLED)ディスプレイ用
アクティブマトリックス・バックプレーン技術

Amedeo社(米国)




会社概要
Amedeo(アメデオ)発展段階の会社です。薄膜エレクトロニクス回路を非常に低コストで製造できる画期的なロールツウロール製造技術を追求しています。Amedeoは有機EL(OLED)ディスプレイ業界を発展させるためにOEM販売目的で、このアクティブマトリックス・バックプレーンを製造するための技術を開発しています。

第一の目標は娯楽用テレビディスプレイですが、プロセスのポテンシャル(解像度と画面サイズの大きさ)がさらに確定すれば、他のアプリケーションも対象となるでしょう。携帯電話のディスプレイから大スクリーンのHDTVまで様々なディスプレイ製品に使用されるチャンスがあります。この特許技術でもって、Amedeoはその製品技術がディスプレイ製造業者によって採用されることを目指し、ライセンス供与とロイヤルティから収益を上げることを計画しています。



製品
Amedeoの中核となる強さは、CdSe、TeおよびInAsのような高キャリヤ・モビリティ半導体についての広い経験を含んだ低コスト回路生産のためのロールツウロール技術にあります。高モビリティは有機ELを駆動するために特に必要とされ、このためにはアクティブマトリックス・液晶ディスプレイ(AMLCD)に用いられている高度に発達したアモルファス・シリコン(a-Si)バックプレーンは適しません。

一般のOLEDディスプレは明るさ、解読性と電力消費の点で現在の液晶ディスプレイ(AMLCD)に能力的に勝っていますが、現在のポリシリコン・バックプレーンの非常に高いコスト(すなわちディスプレイのコストの75%を占める)によるハンディキャップを負っています。この高コストのポリシリコン・バックプレーンをAmedeoのはるか低コストのバックプレーンに取り替えることによって、広い範囲のアプリケーションにおいてAMLCDをOLEDに置き換えることができます。

Amedeoは、最初はPDAや小型テレビのような小型ディスプレイのためのバックプレーンを開発、製造することに焦点を定めていますが、この技術は広い範囲のアプリケーションに大きな見込みがあると信じています。Amedeoの究極の目的は家電業界であり、そこではCRTとコスト的に競争できるような、またAMLCDとプラズマテレビよりかなり安い、高性能フラットパネル・テレビを提供することです。

もう一つのブレークスルーの可能性は、大面積の映像を作るために不連続なところを作らずに互いに付き合わせることができるディスプレイモジュールを開発、製造することです。この原理で作られるテレビは適当な大画面にできます。


Amedeoのバックプレーンの主な特長
●軽量
対角線が4インチのパネルは10グラム近傍で、42インチのHDTV用バックプレーンは1Kg以下

●マトリックスに集積化された列と行のドライバを形成する能力
これにより別に分離したICドライバの必要性がなくなり、その結果大きなコストダウンと信頼性のアップにつながる

●速やかな開発速度と経済的で短期間の製造
新しいバックプレーンのデザインは1週間以内に製作可能であり、ハイエンドのニッチ・マーケットおよびプロトタイプ・マーケットへの参入を可能にする

●Amedeoのバックプレーンは競合している有機EL材料技術のどちらにも対応できる
小規模分子(OLED)タイプおよびポリマータイプ(PLED)--- さらなる重要なビジネス上の利点